グリーンカードDV2021抽選結果は当選!面接?費用は?取得のためにやるべきこと

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はじめに

アメリカ永住権、グリーンカードを取得するために毎年抽選が行われていることはご存知でしょうか?

私の周りで知っている人はほとんどおらず、取得するために申請をしている人も聞いたことがありません。

先日、ハワイ移住の方法についての番組が放送され、ハワイに住みたいのであれば抽選に参加してグリーンカードを得る方法があると言うことが言われていましたが、なんとなくハワイに住みたいと言う気持ちがあっても申請方法もなかなか面倒であったり、結局何もせず日本にいる方がほとんどかと思います。

そんな中、私は2012年から抽選に参加しています。

10月に抽選応募ができるのですが、よく忘れていたので計4回くらい自分で応募しました。

とても低い確率で1%と言われているので、期待はあまりしていませんでした。

グリーンカード抽選プログラムはよく「写真でごっそりと落とされる」と聞くので、「今年こそは!」と思い、

いつもiphoeで適当に取っていた写真をDV2021ではグリーンカード抽選の写真を専門で撮影してくれる「スタジオ728横浜店」に頼み出すことにしました。

4人分の撮影でしたが、良心的な価格で1万円もせずにできました。

1歳と3歳の息子を連れて、規定通りに白い背景、歯を見せず、影のない写真等を気をつけて綺麗に撮ってもらい満足した記憶があります。

毎年写真の規程から外れて落選する人がかなりの数いるそうです。

そのおかげなのか、何度も出し続けてやっと私たちの番が来たのか、奇跡が起きたのです。

とても低い確率と言っても全世界で0.6%くらいだそうです。1000人に1人なので宝くじよりも可能性はあるかなといった感じです。日本人の当選確率は大体1.5%程度なので何度も申請し続ければ当たる可能性もあるかなと思える数字ではあります。

グリーンカード当選

毎年当選発表は5月でしたが、DV2021では新型コロナウイルスの影響で6月に延期になりました。

ちなみに私は当選発表の後の7月に入ってから、そういえばと思い当選を確認しました(笑)

抽選結果を確認してみると、私と妻の内容が異なっていました。

これはまさか…そうです、妻が見事に当選。全文英語で記載されたメールを読むのは苦労しましたが間違いなく当選。

ちなみに、当選確認は下記のURLから見れます。

https://dvprogram.state.gov/

妻が当選した事で、配偶者である私と子供2人も一緒に永住権取得のチャンスが与えられました。

当選メールは下記の画像になります。

さてここからが問題です。

当選することを全く予想していなかったので、何をすれば良いのか、わかりませんでした。

グリーンカードの抽選に参加する申請方法は様々な情報がありますが、当選後の流れについてはあまり詳しく書いてある記事もありません。

当選=アメリカの永住権取得!!ではない

永住するチャンスをゲットできたわけですが、この後に面接や多くの提出書類、申請をきちんと進めていかなければ取得はできません。

しかもビザには枚数に限りがあり、当選者本人とその家族を含めて毎年5万枚しか発給されないのです。その枠に達したら終了。当選していても永住権取得することはできません。

グリーンカード(アメリカ永住権)取得までの流れ

1.永住権抽選申込(2019年10月〜11月頃)

2.抽選結果発表(2020年6月)

3.DS260(ビザ申請書)提出(2020年8月)

4.大使館での面接日時決定(2021年年始頃と予想)

5.健康診断

6.アメリカ大使館での面接

7.健康診断から6ヶ月以内にアメリカに渡航

8.渡航先で仮グリーンカード受領

9.仮グリーンカードの期限内(6ヶ月〜最長1年)までに移住完了

*入力した日程はあくまでも私たちの日程なのでご参考までに

移住完了までかなりの期間を要しますし、取得すると言うことはアメリカに移住をしなければなりませんので、仕事を辞めて拠点をアメリカに移すと言うことですから、本気でなければできません。

私たちも当選して喜びの気持ちと同時に、本気でアメリカに移住するか、手続きを進めていくのか、と言うことは悩みました。今の安定した生活を捨てるわけですし、英語も心配、そして子供たちの教育、今後の将来についてもまた真剣に考えなければなりません。

アメリカ永住権取得のための面接とは

先ほどのグリーンカード取得までの流れを記載しましたが、気になるのが面接です。面接の日時が移民局から指定されるのですが、そこで重要なのが、当選メールに記載されている”case number“と言う数字です。

case numberが若い順に面接を行うので、番号が若ければ早く面接の順番が回ってきます。大きい番号であれば、面接は後の方になるので、必然的にビザの残り枚数は少なくなりますので、取得できない可能性が出てきて不利と言えます。

当たっておきながらcase numberが大きいと、面接の順番が来ずに打ち切りになってしまうと言う悲しいことが起きるのです。

世界で約5万枚あるビザを当選者で争うと言うことになるわけですが、日本人の場合、例年7000番台だと安全圏、10,000を超えると要注意と言われています。

私のcase numberはと言いますと、7000番台!!

取得するまで安心はできませんが、当選者の中では有利な位置にいると言うことになるので、少し安心です。

取得までの費用は?

はっきり言って移住にはお金がかかります。見事に当選し、永住権を取得しようとすると家族4人で100万円は用意しておく必要があるかと考えています。

まずは、取得のサポートをしてくれるエージェントに数十万円。これはピンキリですし、費用がなければ自分でやることもできますが、私たちはこれは自分たちにはできないと判断し、プロに依頼をすることにしました。

そして取得までの流れを見ていただくと分かるように、移住前にアメリカに渡航する費用も必要です。家族4人で動くとなるとそれなりの費用がかかります。

日本で行う健康診断もどこの病院でもできるわけではなく、指定された病院に家族で行く必要がありますし、準備書類の手数料やビザ申請料金、グリーンカード発行手数料を考えると数万円。

当選したからと言って、移住は簡単ではないと言うことです。

移住しなければ没収される永住権

これだけの費用、かなりの労力、期間をかけてまでアメリカに移住したいか、考えてしまいますよね。

私たちもあれだけ当選したい、アメリカに移住してみたいなんて思っていましたが、いざ当選してみると悩むことだらけです。

仮にこのまま手続きが上手くいったとしても、アメリカに移住しなければ永住権は没収されてしまうのです。

グリーンカードを取得して、お金を貯めて、自分のタイミングで仕事を辞めて10年後にハワイに行く!なんてことはできないのです。

グリーンカードの権利を保持するには、「連続して180日以上米国外に滞在しない」と言う大原則があるからです。

でも実際には、取得後にすぐに移住が実現できるかわからないので、「2年間米国を離れても再入国ができる」ための許可書である再入国許可を同時に取る人が多いです。

私たちも永住権取得と同時に再入国許可の取得も考えています。あくまで保険で持っておけば、万が一何かの事情で180日以内に移住できなくてもなんとかなると言うことです。

と言っても再入国許可の申請は家族全員で渡米、申請後、指定日時で指紋採取のために家族全員で渡米しなければなりません。

これもまたかなりの労力と費用が必要になります。

まとめ

記事を読んで頂いて、こんなに大変なの?と思われた方がいるかもしれません。

私自身も果たして無事永住権取得できるのか不安です。

更に今はコロナウィルスの影響でどうなるか不透明。お金をかけても永住権が世界に配られる制度自体が急に終わりを告げるかもしれません。

せっかく当選したから取得に向けて頑張るのか、どのような過程が待っているのか考えて断念するかは人それぞれですが、私たちはなんとかできることをやってみようと思っています。

ただ、渡航した際に2週間のホテル隔離期間があれば費用面の負担が怖いと言うことに合わせて、今やっている仕事を辞めないと流石に難しいとは考えています。

この状況が早く終息することを祈りながら、グリーンカード取得に関しての記事を書き留めて行こうと思います。

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2 件のコメント

  • 初めまして、リカと申します。
    私は昨年にDV Programに応募しました。どうしてもグリーンカードが取得したく、当選前から準備したいと思いこちらのページにたどり着きました。
    SABUぱぱさんは当選後の申請手続きなどすべて個人で行われましたか?それとも弁護士さんや第三者機関を使われたのでしょうか。
    ご迷惑でなければ教えていただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • コメントありがとうございます。
      応募は個人でやって、当然後は難しすぎてグリーンカードオフィスというところを使いました。
      グリーンカードジェーピーが1番有名なのでそこを使えば良いと思います。
      当選すると良いですね^ ^

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