はじめに
日本にたくさんいるアニメヲタク、それは日本独自のものでなくアメリカにも当然います。
英語ではgeekといい日本のアニメが好きな人もいますが、それとはちょっと違うカテゴリでマーベルコミックやDCコミックに特化したアメコミファンという人もかなりの数がいます。
そして今回公開されたマーベルの最新映画「アベンジャーズ・インフィニティウォー」私も見てきました。
アベンジャーズシリーズの第3作目ということで、これまで映画化されたマーベルコミックのヒーローが全員結集する最大規模の作品、ヒットしないはずがない注目度の作品となっています。
これを見にきたアメコミヲタクの人たちの反応とは?
映画の内容も面白かったのですが、それ以上に映画館の中のヲタクの方達の反応もかなりのエンターテイメントでした。
アメリカ人のリアクション
ご存知のようにアメリカ人はリアクションが大きいです。
日本では周りをきにする文化があるので、映画館などでは作品の内容に興奮しても黙っているものですが、アメリカでは自分の個性を主張できないことが恥という考えがあるので、興奮した時はとにかく表に出します。
つまり映画館でもテンションが上がれば声に出します。
映画館での反応
まず公開前、明らかにヲタクとわかる方々が何人かいます。
年齢的には20代から30代、それ以上の年齢の方々は落ち着いていてヲタクという感じではありませんでした。
かなり興奮していて特大のポップコーンを片手に前のめりになって座っていました。
なぜかほとんどの方は団体で来るのでなく、1人できていました。
誰かと予定を合わせる時間も惜しんで空いてる時間を見つけて飛んで見にきたという感じでしょうか。
予告編
映画の始まる前の新作映画の予告編「デッドプール2」や「ベノム」など期待の最新映画も紹介され、こういう映画は予告も派手なので、ヲタクの方々は思わず「イエス!!」などとすでに叫んでいました。
この時点でこのテンションだと映画が始まったらどうなるんだ、とそっちの反応の方が楽しみでした。
本編
今回のインフィニティウォーは見せ場がとにかく多い、そして演出がかっこいい。
少しネタバレを含みますが、反応の面白かったシーンをいくつか紹介。
・スパイダーマンが新スーツを装着>席から飛び出して「イエス!!」と叫ぶ
・所々に挟まれるジョーク>ありえないほどの大爆笑
・キャプテンアメリカが復帰して仲間のピンチに登場>「イエス!!」と席を立ち上がって拍手
・トールの新しい武器をグルートが完成させる>冷静に座って「グレート」と称賛する
・ブラックパンサーがワガンダの軍で敵を迎え撃つと指示する>「イヤー!」と讃える
・トールが新しい武器が敵をなぎ倒す>またもや「イエス!!」
・トール登場>席を立って拍手、このシーンは最高のクライマックスのため、ヲタク以外の一般客も拍手してました
・トールが派手に敵をぶっ倒す>もちろん「イエス!!」
という感じで終始興奮を抑えられず叫んでいました。
映画そのもの以上に楽しんでいる彼らを見るのが微笑ましく思えました。
エンディング
しかしこのインフィニティーウォー、実は前後編に分かれており、今回の映画は前編にすぎません。
当然のことながら今回でハッピーエンドにはならないんですね。
日本での映画紹介で「ガチ全滅!」と予告されてる通り、あまり気持ちのいい終わり方ではありません。
ヲタクの方々、終わる瞬間には「これで終わりなんだ…」と意気消沈。
まるで「あのアベンジャーズが…」という空気感を出して去っていきました。
まとめ
このようにアメリカの映画館では人に聞こえるぐらい、時には映画館中に聞こえるぐらいの声で興奮した声が飛んできました。
シリアスな映画ではさすがにないですが、こういうファミリー映画ではよくありますし、それもエンターテイメントの一環に感じて楽しめました。
日本で見る際も外国人は今のシーンでこう反応するんだろうなと、ぜひ想像して見てください。
なかなか楽しいですよ。
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